暮らしやすい戸建て住宅新築の要点9:LDKの計画3

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暮らしやすい戸建て住宅新築の要点9:LDKの計画3

コラム

2019/03/15 暮らしやすい戸建て住宅新築の要点9:LDKの計画3

前回のブログでご説明したように、LDKの居間部分は、外部の開放性が高い部分や景色が美しい部分に設けられることになります。

そうすると必然的に、居間部分の反対側の奥の位置に台所部分が配置され、居間部分と台所部分の中間に食堂部分がおかれるのが通常です。

台所部分は、食器棚や冷蔵庫などで取り囲まれるため外部へ向けての大きな開口部は設けられませんしその必要性は乏しいですね。

むしろ換気用の小窓がほしいところです。

コンロ付き流しを食堂側に向けて取り付け、後ろの壁に食器棚や冷蔵庫を並べるのが一般的です。

流しの前には低い壁を設け、食堂や居間部分から、散らかりやすい流しを隠してしまう、これが対面式キッチンです。

料理をする人は食堂や居間を眺めながら調理ができ、調理中も、散らかりを気にせず家族や来客と話しをしながら作業が出来ます。

台所部分の大きさは3畳程度あれば、日本の住宅では十分でしょう。

 

パーティの多いアメリカでは、このようなコンパクトな台所は機能せず、10畳を超えるような大型のダイニングキッチンが必要になります。

ところ変われば品変わるですね!

 

調理用のコンロは、コストの安いガス器具が一般的ですが、高齢者の住まいでは衣服への燃え移り事故を防ぐため、電気のIHコンロを用いるような配慮も必要です。

ガスコンロでは大量に出る熱気や煙などの吸引に、上部に吸引力の強い排気装置が必要です。

しかしIH調理器具の場合は、熱や煙がほとんど出ないため、流しの天板の高さに小さな換気扇を設けるだけで煙や匂いは外に出すことが出来ます。

焼き物以外は換気の必要が乏しいため、流しやコンロの配置に制約が少なく、自由な発想で調理・食事計画をつくることができます。

例えば、食卓と流しを一体にし、食卓の中心にIHコンロを埋め込めば、いつも熱々の食事を摂ることが可能になります。

 

写真は、西宮で設計した若いご夫婦のための家のLDKの台所部分を見たところです。

手前の壁に隠れた部分が散らかりやすい流し、むこうの壁側に取り付けられているのが、IHコンロです。

コンロの上右にある黒い四角が、換気扇です。

コンロ台や収納の引き出しは、既製の家具を利用し、上部に集成材の天板を張り付けています。

食器棚はオープンなシンプルなもので、載せる食器も、デザインとして眺めることが出来ます。

そして、コストも安い。

手前の流しの左横に食卓を置く計画で、熱、水、食事が密接につながっています。

冷蔵庫は流しの右壁の右側で、食材を取り出せばすぐに流しで調理が出来ます。

 

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