ベッド就寝を考えると8畳程度はほしい夫婦寝室

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ベッド就寝を考えると8畳程度はほしい夫婦寝室

コラム

2018/10/24 ベッド就寝を考えると8畳程度はほしい夫婦寝室

わが国や、同様に人口に較べ可住地が狭いヨーロッパでは、核家族用の戸建て住宅の延床面積は120〜150㎡程度が多いようです。

核家族用では、間取りのタイプはどこでも4LDKが基本になっています。

家族共用室として大きめのLDKを設けると、個室はそれ程贅沢な大きさにする事はできません。

ということで、ほぼ全世界共通ですが、現在の日本の生活スタイルを基本に、個室の問題を考えていきたいと思います。

まず夫婦寝室です。

ツインのベッド就寝を考えると、部屋の大きさは6畳では狭く、8畳程度(4コマ×4コマ=3.64×3.64)が必要になります。

図下の2階平面図の右下の7.5畳(5コマ×3コマ=4.55×2.73)が夫婦寝室です。

短い方の寸法が2.73mと狭く、東西に長くツインベッドを置くにはぎりぎりですが、どうにかウォークインクローゼットに出入りできる寸法です。

このベッド配置の場合、足元に3畳を超える大きなスペースが確保できますので、ここに化粧台や小型の整理ダンスなどををゆとりを持っておくことができます。

その他、主寝室に必要なものは、衣服を多く収納するためのウォークインクローゼットです。

中に家具は入れず、効率的に収納できる、大型家具のように設計します。

部屋は、建物のコーナーに配置することが望ましいのです。

この部屋の場合は、南と東に窓が設けられており、自然の通風・換気が確保されています。

壁やサッシ、天井の断熱や遮熱が十分であれば、夏の夜でもあまりクーラーにたよる事無く、自然の通風で快適に就寝ができます。

あと大切なことは、プライバシーの確保です。

音的に、夫婦寝室と他の部分とは、隔離されていることが必要です。

部屋と部屋との間を収納で区切ったり、それが出来ない場合は間仕切り壁にプラスターボードを二重張りしたり、ドアも遮音性の高いものにするなどの設えが必要がです。

 

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