暮らしやすい戸建て住宅の原則は4LDKの間取り

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暮らしやすい戸建て住宅の原則は4LDKの間取り

コラム

2018/10/05 暮らしやすい戸建て住宅の原則は4LDKの間取り

ご夫婦とお子さんによる標準的な核家族のための、戸建て住宅の間取りの原則は、4LDKです。

大きければ大きいほど空間のゆとりは増えますが、お金もたくさんかかります。

空間が大きすぎて散漫であれば、家族関係も散漫になるかもしれません。

一方、小さくて、あるいは部屋数が少なすぎる場合は、家族の幸せな生活の障害になります。

十分な部屋数や空間がなければ、家族間のプライバシーが守りにくくなり、家族関係の障害になります。

と言うことで、必要最小限で十分な大きさや部屋数をそろえた間取りが、4LDKなのです。

個室からいくと、家族の絆の元である夫婦寝室が物入れを除き8畳以上、子ども室も物入れを除き6畳以上で2室、応接室や来客就寝室として使用する6畳以上の予備室(できれば押入の付属する和室が多用途に対応できるので望ましい)の、計4室になります。

子ども室は、性別利用ということで、狭さを我慢すれば3〜4人の子どもさんの居住も可能です。

共用室は、対面キッチン形式の、大きな(16〜20畳)LDKが最近好まれています。

台所・食堂・居間が一体であるため、家族が密に接触できる利点があります。

ただし汚れ物が見え匂いのでる対面キッチンを、うまく簡易に隔離する必要があります。

それでも独立の台所のようにお母さんが家族から孤立することはなく、家族も調理を手伝いやすいスタイルであり、家族関係の親密化に都合の良いあり方です。

対面キッチンまわりはお母さんがいる場所であり、家庭の司令塔です。

この近くにお風呂や洗濯スペースが配置されることになります。

お母さんは、小さいお子さんの食卓での勉強や入浴や排便などを見守ることができます。

 

転勤などでお家を売却しなければならなくなったときには、4LDK以上(例えば5LDK)でないと、適切な値段で売却できません。

マンションのように3LDKでは、予備室が不足しているため、安い値段でないと売却できないでしょう。

今、家族数が少ないとしても、将来の多面的利用や売却を考える場合は、必ず4LDK以上の間取りで新築されるよう、お薦めします。

 

写真は、半対面型キッチンを設けたシンプルなLDKの事例です。

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