日本らしい美しい住宅デザインを見る　吉田茂邸と鎌倉住宅地調査

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コラム

3月14日(水)に、住宅生産性研究会主催の吉田茂邸と鎌倉住宅地調査に参加しました。

吉田茂邸は近代和風住宅様式を確立した吉田五十八の手で完成しましたが、2009年に火災で焼失しました。

神奈川県や大磯町の努力で復元され、半年前から公開されているものです。

内外のデザインは、吉田五十八様式の数寄屋造りです。

下の写真は庭からのファサードです。

内部デザインは、下の写真のように吉田五十八らしい大壁を基本とし障子の格子をくっきりと浮き立たせるものです。

しかし残念ながら復元した建物は、少しディテールの詰めが甘い感じでした。

しかしながら、その立地はとても素晴らしいものであると感じました。

吉田茂の父がこの土地を選び別荘を建設したのが、この邸宅の始まりでした。

応接間からは大磯の海の眺めにあわせ、下のような富士山の素晴らしい景観を眺めることができます。

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