幸せな生活を支える住まいのあり方

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幸せな生活を支える住まいのあり方

コラム

2018/02/14 幸せな生活を支える住まいのあり方

家族の幸せな生活を考える上で、住まいのあり方は決定的に重要です。

アメニティ(快適性と訳されるイギリス発の考え方)を用いて、住まいの望ましいあり方を考えてみましょう。

住まいをアメニティの考え方に即して考えてみると、次のような四つの側面があることがわかります。

第一の側面は、物理的・機能的側面です。

第二の側面は、精神的・文化的側面です。

第三の側面は、人間関係的側面です。

第四の側面的は、経済的・財政的側面です。

 

第一の物理的・機能的側面から、少しお話しを進めたいと思います。

この側面は、住まいの立地、住まいの広さ、間取りの利便性、構造の安全性、住まいの温熱性能や健康性能、耐久性・修理の難易度などです。

住まいの立地は、駅、勤務先、学校、スーパーなどの購買施設、病院などの生活に関わる諸施設からの距離などが問題になり、一般には近ければ近いほど暮らしやすいことになります。また公害道路や、高層マンションなどによる日影の悪影響など、生活環境の好悪が問題になります。

住まいの広さは、家族数が増えればより大きい床面積が必要になります。しかし都市部で大きな面積の住まいを確保しようとするとそれなりの費用がかかるので、様々な工夫が必要になります。

間取りの利便性は、暮らし方に決定的な影響を与えます。一般的に核家族では、4LDKの間取りが必要になります。家族皆が気持ち良く集合できる20帖程度の大きなLDK(できれば対面キッチンで)、望ましくは8畳以上の夫婦の主寝室、性別に子ども室が二部屋、そして来客宿泊や応接にも使える予備室(多くは和室6畳)が一部屋という間取りです。4LDKであれば、核家族で家族数が増えても、どうにか生活をすることが可能なのです。

構造の安全性では、地震や台風でも安全な、堅牢さが必要とされるのは当然のことです。

住まいの温熱性能や健康性能では、断熱などの性能を確保しての冬暖かく夏涼しく、呼吸器系や循環器系の病気になりにくい性能の獲得や、住まい内の空気環境を汚染物質から守りアトピーなどになりにくい健康な空気環境を確保することが必要になります。

耐久性・修理の難易度では、短期間で修繕が必要になる有機物系の外装材を用いず、自然に美しく古びる無機質系の外装材を用いることがまず必要です。そして細かい詳細を合理的な設計施工にし、壊れにくく修理がしやすいように形づくることが必要になります。

 

今回のブログは入門編であり、物理的・機能的側面の具体的な内容は、これから時々にご紹介したいと思います。

 

次回以降のこのブログは、第二の側面、第三の側面、第四の側面と、順番に概括的にご説明する予定です。

 

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